皆さんは家の防犯対策をするとしたら、どこが一番重要だと思いますか。
最近の住宅では玄関の鍵がもともとハイセキュリティで複数ついているツーロック、マンションではエントランスにオートロック錠がついており、一軒家でも人を感知して光るセンサーライトを自主的に取り付けているご家庭も多いです。
万全とは言えなくても、ある程度うちは大丈夫、と思っている方も多いかもしれませんが、防犯対策をするならココが重要というところが一つあります。

防犯対策をするならココが重要

それは窓です。空き巣が侵入する手口の中で最も多いものが鍵の閉め忘れです。どんな道具も使わずして閉め忘れている玄関や窓から侵入するのです。特にお風呂場やトイレ、２階の窓、マンションならばベランダからの侵入もざらにありますので、必ず戸締りが必要です。ならば戸締りさえしていれば大丈夫じゃないか、と思いがちですが、空き巣は鍵のかかった窓も狙います。

なぜ玄関ではないのかというと、玄関は人目につきますので５分ほど扉にへばりついて怪しい行動をしていれば近所の人に見つかり通報されるリスクが高まります。なので人目に付きにくい窓、なおかつガラス一枚隔てた個所に鍵があることが明白ですので特に狙われる場所と言えます。防犯対策をする際は、窓にも注目をしてみてください。

まずは、通常のツマミを上げ下げするタイプのクレセントの場合、小さな穴をあけて工具をさしこまれれば簡単に開けられてしまいます。窓の防犯対策は、クレセントを簡単に開けられるものにしないこと、窓に補助錠を取り付けて外出する際は必ずしめること、ガラスを強化すること、人目のつかない窓周りにはセンサーライトを設置する事、などがあげられます。後付できる補助錠はホームセンターなどにも販売されていますので、まずは戸締りから、そして防犯対策とできることから始めてみて下さい。